なりたい自分になる方法 『The Miracle Morning』まとめ
『The Miracle Morning』はHal Elrodという方に書かれた本です。
Hal Elrodさんは交通事故により脳を損傷して、復帰したあとリーマンショックで多額の借金を負いました。
そんな人が最終的に成功するためにしたこと・考え方が紹介されています。
Amazonで評価が6,800以上もつけられている大ベストセラーで朝活の方法が書かれています。
朝は忙しい人・寝起きでしんどい人などいると思いますが、そんな人でも朝に行動することで人生を変えるための方法が説明されています。
一般的に言われていることもありますが、興味深いと感じるところもあったので、重要な部分をこれからまとめていきます。
なりたい自分になるための朝活
なりたい自分になる手段として、『The Miracle Morning: The Not-So-Obvious Secret Guaranteed to Transform Your Life』ではS.A.V.E.R.S.
が挙げられています。
- S = Silence(静けさ)
- A= Affirmation(アフォメーション)
- V = Visualization(視覚化)
- E = Exercise(運動)
- R = Reading(読書)
- S = Scribing(メモする)
朝起きてすぐ1時間かけて、この6個の行動をすることで1日を通してエネルギッシュに行動でき、多くの人を超えることができます。
瞑想する
Silenceは静けさです。
静けさを得るために何をするかというと瞑想です。
瞑想にはメタボ、血圧、脳や身体機能を向上させるといった効果があります。
投薬よりも瞑想のほうが効果が高いことがあるとも言われるぐらいです。
瞑想の手順
マインドフルネスを実現する方法の1つに瞑想があります。
ここでは瞑想の手順を紹介します。
これはあくまで1例なので、自分にあった方法でも問題ありません。
- リラックスできる場所に座る
- 目をつぶる
- 鼻で息を3秒吸って、3秒止めて、3秒で吐く
- 腹式呼吸を意識する
- なにか他のことを考えてしまったら、何を考えたか認識してその後手放す
瞑想は緊張をコントロールするのにも役立ちます。
興味があったら読んでください。
アフォメーション
これは日本でもアフォメーションと呼ばれていて、自己暗示の一種。
自分を変えるために特に重要です。
この本の著者は車の事故で脳に損傷を負い記憶力に大きな問題を抱えていました。しかし、2ヶ月間毎朝、自分は記憶力があるとアフォメーションし続けたところ記憶力が改善していきました。
ここまで大きな効果でなくても、緊張している時に「大丈夫、大丈夫」と言うことで緊張をほぐすことができます。
この効果は
- 健康
- マインドセット
- お金
- 人間関係
- 感情
など様々な場面で利用できます。
アフォメーションの効果的な手順
- あなたが本当に望んでいることを書き出します
- なぜそうなりたいのか深く考える
- どういう人になる必要があるのか明確にする
- そのために、何をする必要があるのか具体的に決める
- 有名人・偉人の言葉を引用して付け加える
- 5までをまとめて文にする
- それを毎朝読む
4の何をするか決める部分は要注意。
そのペースで継続し続けられる目標を設定してください。
そうでないと、「出来なかった」と感じることが多くなって、結果的にやめてしまいます。
どんなにしんどくても出来るというぐらい簡単なところから一歩ずつ進みましょう。
視覚化
Visualization(視覚化)はアスリートがパフォーマンスを高めるためによく使われています。
視覚化は、達成したいことを正確に思い浮かべ、達成するためには何をすれば良いのか頭の中でリハーサルすることです。
視覚化の手順
- 背筋を伸ばして座る
- 深呼吸して、目をつぶり、思考をクリアにする
- 目標を達成している・欲しいものを手にしている自分を想像する
- 3で想像した自分になるために楽しく行動している場面を想像する
運動する
毎日数分、運動するだけで自尊心を高め、エネルギッシュになります。
この本ではヨガがオススメされています。
毎日10ページ本を読む
読書は、人生のあらゆる場面で成功するための知識や戦略を与えてくれます。
すでに、それぞれの分野で成功した人が本の中でその人の考え方や戦略などを公開しています。
自分で1から成功する方法を考えるより、すでに知っている人から聞いたほうが効率的です。
そのため本が役立ちます。
まずは毎日10ページだけでも本を読む習慣をつけましょう。
これで毎年3650ページ分の知識を得ることができます。
日記をつける
メモの方法として、毎朝5〜10分かけて日記をつけることがオススメされています。
日記をつけることで、あなたは気付き、学び、アイデア、成功や進捗などを得ることができます。
書かなければ意識できないことにも気づくことができるので日記をつけることには価値があります。
振り返る
年末に1年を通して書いてきた日記を読み返します。
そうすることであなたの今年の成長、感謝、目標への進捗を思い返すことができます。
1年も経てば忘れている学びもあるので復習になり、成長を加速させることができます。そして、あなたは来年に活用することができるのです。
日記を書く手順
- 紙の手帳かアプリなどの電子手帳どちらを使うか決める
- 手帳を手に入れる
- 書くテーマを決める
日記に書くことは色々あります。
その日食べたもの、楽しかったこと、目標への進捗。
特に書きたいと思うものを選んで書きましょう。
日記を内省=リフレクションに役立てることもできます。
まとめ
毎朝この6個の行動を行います。
- S = Silence(静けさ)
- A= Affirmation(アフォメーション)
- V = Visualization(視覚化)
- E = Exercise(運動)
- R = Reading(読書)
- S = Scribing(メモする)
1つ1つは簡単ですが、毎日しようと思ったら大変です。
しかし、その大変さが力になると思ってやり抜いてみましょう。
P.S
アフォメーションは多くの本で紹介されていますが、今までは胡散臭く感じていました。
ただ、文字を読んだり、自分に言い聞かせただけで変わるはずないと。
でも、Amazonで6800レビューされている本でも紹介されているなら、効果はあるのかなと考えが変わりました。
という本では、読むアフォメーションを毎日200回、1週間続けて効果がでると説明されていました。
確かに、それだけやれば効果は出てくるのかなと感じました。