習慣を定着させるのに必要な期間と壁を解説!
- 習慣化するにどれぐらいかかるか知りたい
- 習慣化するまでに越える必要のある壁を知りたい
今回もこの『The Miracle Morning: The Not-So-Obvious Secret Guaranteed to Transform Your Life』という本から紹介です。
Amazonで6800以上も評価されている本です。
「習慣を自分のものにするのに30日かかる」
というのは、今までどのぐらい続ければ習慣になるのか分からなかった私には目からウロコでした。
漠然となにかいい習慣を身に着けたいと思っているけど、かかる期間の目安と途中にある壁を知りたい人に役立ちます。
どんな習慣を身に着けたら良いのか知りたい人はこちら
習慣化するまでには3つの段階がある
習慣化するまでには30日かかりますが、その30日は10日ごとに3つの段階に分けられます。
- 耐え難い苦痛
- イライラ・心地よくない状態
- 止まらない
の3つです。
どういうことか説明していきます。
1〜10日:耐え難い苦痛
はじめの数日は、新しいことの連続なので楽しく進めることができます。
しかし、ある程度慣れてきて目新しさがなくなると「しんどい」、「全く楽しくない」と感じるようになります。
これがはじめの10日間の壁です。
私も含めて多くの人は、この苦痛がずっと続くと思い込んでしまい、やめてしまいます。
しかし、苦痛が続くというのは勘違いで、はじめの10日間だけの一時的なものです。
「この10日を乗り越えたら苦痛から解放される」
「習慣化できたらこんなにも良いことがある」
そう考えて乗り越えましょう!!
11〜20日:イライラ・心地よくない状態
10日間続けたことで、ある程度慣れてきて自身もつきます。
この段階になると耐え難い苦痛は無くなりますが、「辞めたい」「以前の習慣に戻りたい」と感じてきます。
すごくしんどいと感じるわけではないので、自制心を働かせましょう。
もう折り返し地点です。
21〜30日:止まらない
この段階に来るとゴールは目前です。
さらに、もう20日も習慣を継続したため、油断ができてきて、
「少し休憩しよう」
と考えてしまいます。
ここで休憩してしまうと、そこから再開するハードルが上がってしまいます。
なぜなら、20日目までは辛かったので、今やっていることは辛いことだと言う考えを持ってしまっているからです。
そのためここで止まらずに継続していきます。
並行して、
- 新しい習慣のポジティブな側面をみる
- 新しい習慣と喜びを結びつける
ということを行いこの段階を乗り越えます。
まとめ
「習慣が大事」ということはよく言われていて、習慣化するコツも合わせて言われています。
でも、「どのぐらい続ければ今やっている事が習慣になるんだろう?」と思ってしまい行動できないことが多いと思います。
『The Miracle Morning: The Not-So-Obvious Secret Guaranteed to Transform Your Life』
を読むと、習慣化までの期間と途中にある壁を知ることができ、行動へのハードルを下げることが出来ました。
この本のメインの主張である、朝にする習慣にも興味が出たら
も読んでみてください。
なりたい自分になる方法 『The Miracle Morning』まとめ
『The Miracle Morning』はHal Elrodという方に書かれた本です。
Hal Elrodさんは交通事故により脳を損傷して、復帰したあとリーマンショックで多額の借金を負いました。
そんな人が最終的に成功するためにしたこと・考え方が紹介されています。
Amazonで評価が6,800以上もつけられている大ベストセラーで朝活の方法が書かれています。
朝は忙しい人・寝起きでしんどい人などいると思いますが、そんな人でも朝に行動することで人生を変えるための方法が説明されています。
一般的に言われていることもありますが、興味深いと感じるところもあったので、重要な部分をこれからまとめていきます。
なりたい自分になるための朝活
なりたい自分になる手段として、『The Miracle Morning: The Not-So-Obvious Secret Guaranteed to Transform Your Life』ではS.A.V.E.R.S.
が挙げられています。
- S = Silence(静けさ)
- A= Affirmation(アフォメーション)
- V = Visualization(視覚化)
- E = Exercise(運動)
- R = Reading(読書)
- S = Scribing(メモする)
朝起きてすぐ1時間かけて、この6個の行動をすることで1日を通してエネルギッシュに行動でき、多くの人を超えることができます。
瞑想する
Silenceは静けさです。
静けさを得るために何をするかというと瞑想です。
瞑想にはメタボ、血圧、脳や身体機能を向上させるといった効果があります。
投薬よりも瞑想のほうが効果が高いことがあるとも言われるぐらいです。
瞑想の手順
マインドフルネスを実現する方法の1つに瞑想があります。
ここでは瞑想の手順を紹介します。
これはあくまで1例なので、自分にあった方法でも問題ありません。
- リラックスできる場所に座る
- 目をつぶる
- 鼻で息を3秒吸って、3秒止めて、3秒で吐く
- 腹式呼吸を意識する
- なにか他のことを考えてしまったら、何を考えたか認識してその後手放す
瞑想は緊張をコントロールするのにも役立ちます。
興味があったら読んでください。
アフォメーション
これは日本でもアフォメーションと呼ばれていて、自己暗示の一種。
自分を変えるために特に重要です。
この本の著者は車の事故で脳に損傷を負い記憶力に大きな問題を抱えていました。しかし、2ヶ月間毎朝、自分は記憶力があるとアフォメーションし続けたところ記憶力が改善していきました。
ここまで大きな効果でなくても、緊張している時に「大丈夫、大丈夫」と言うことで緊張をほぐすことができます。
この効果は
- 健康
- マインドセット
- お金
- 人間関係
- 感情
など様々な場面で利用できます。
アフォメーションの効果的な手順
- あなたが本当に望んでいることを書き出します
- なぜそうなりたいのか深く考える
- どういう人になる必要があるのか明確にする
- そのために、何をする必要があるのか具体的に決める
- 有名人・偉人の言葉を引用して付け加える
- 5までをまとめて文にする
- それを毎朝読む
4の何をするか決める部分は要注意。
そのペースで継続し続けられる目標を設定してください。
そうでないと、「出来なかった」と感じることが多くなって、結果的にやめてしまいます。
どんなにしんどくても出来るというぐらい簡単なところから一歩ずつ進みましょう。
視覚化
Visualization(視覚化)はアスリートがパフォーマンスを高めるためによく使われています。
視覚化は、達成したいことを正確に思い浮かべ、達成するためには何をすれば良いのか頭の中でリハーサルすることです。
視覚化の手順
- 背筋を伸ばして座る
- 深呼吸して、目をつぶり、思考をクリアにする
- 目標を達成している・欲しいものを手にしている自分を想像する
- 3で想像した自分になるために楽しく行動している場面を想像する
運動する
毎日数分、運動するだけで自尊心を高め、エネルギッシュになります。
この本ではヨガがオススメされています。
毎日10ページ本を読む
読書は、人生のあらゆる場面で成功するための知識や戦略を与えてくれます。
すでに、それぞれの分野で成功した人が本の中でその人の考え方や戦略などを公開しています。
自分で1から成功する方法を考えるより、すでに知っている人から聞いたほうが効率的です。
そのため本が役立ちます。
まずは毎日10ページだけでも本を読む習慣をつけましょう。
これで毎年3650ページ分の知識を得ることができます。
日記をつける
メモの方法として、毎朝5〜10分かけて日記をつけることがオススメされています。
日記をつけることで、あなたは気付き、学び、アイデア、成功や進捗などを得ることができます。
書かなければ意識できないことにも気づくことができるので日記をつけることには価値があります。
振り返る
年末に1年を通して書いてきた日記を読み返します。
そうすることであなたの今年の成長、感謝、目標への進捗を思い返すことができます。
1年も経てば忘れている学びもあるので復習になり、成長を加速させることができます。そして、あなたは来年に活用することができるのです。
日記を書く手順
- 紙の手帳かアプリなどの電子手帳どちらを使うか決める
- 手帳を手に入れる
- 書くテーマを決める
日記に書くことは色々あります。
その日食べたもの、楽しかったこと、目標への進捗。
特に書きたいと思うものを選んで書きましょう。
日記を内省=リフレクションに役立てることもできます。
まとめ
毎朝この6個の行動を行います。
- S = Silence(静けさ)
- A= Affirmation(アフォメーション)
- V = Visualization(視覚化)
- E = Exercise(運動)
- R = Reading(読書)
- S = Scribing(メモする)
1つ1つは簡単ですが、毎日しようと思ったら大変です。
しかし、その大変さが力になると思ってやり抜いてみましょう。
P.S
アフォメーションは多くの本で紹介されていますが、今までは胡散臭く感じていました。
ただ、文字を読んだり、自分に言い聞かせただけで変わるはずないと。
でも、Amazonで6800レビューされている本でも紹介されているなら、効果はあるのかなと考えが変わりました。
という本では、読むアフォメーションを毎日200回、1週間続けて効果がでると説明されていました。
確かに、それだけやれば効果は出てくるのかなと感じました。
『あえて数字からおりる働き方 個人がつながる時代の生存戦略』(尾原 和啓)のまとめ
この本の著者は尾原 和啓という方で、googleや楽天など様々な有名企業をで働いた経験のある人です。
他にも『モチベーション革命』(幻冬舎)という本も書かれています。
この本には人にギブしたほうが自分の成長にも役立つので、ギブしたほうが良いと書かれています。
人にギブできるものは他の人にはない視点なので、好きなことを追求していく。
自分の好きなことを見つけて、それをギブできるようにする方法が印象的でした。
そのあたりをまとめてみようと思います。
ギブするとき相手を見る視点
相手に何をギブしたら喜ばれるのか。
相手の欲しいものを理解するため、心に響くように伝えるため相手を3つの軸で分類する。
- 論理型か感情型
- 新規型か権威型
- トレンド型かタイムレス型
1はそのまま。
論理型なら数字や根拠を示して、感情型なら共感する。
2は日本で初めてのものが良いか、すでに色んな場所で使われていて実績があるといったほうが良いか。
3は流行のサービスが好きか、長く続くサービスが好きか。
こんな軸で人を見て、相手が欲しがっているものをギブすると喜ばれます。
自分から遠くのものを掛け合わせる
私達ににとって当たり前のものを、別の人に教えるだけで価値がある。
例えば、東南アジアではウーバーで美容師などを配達するサービスがあります。
日本では人を配送するサービスなど1部界隈でしかありません。
これを日本に持ってくるだけでイノベーションになります。
逆に、日本では当たり前のものでも、それが当たり前でない国があります。
このように、自分にとって当たり前のものを人にギブすることで価値が生まれることがあることは印象的でした。
ネットでメールしても帰ってくるのは20通中3通
ネットで上手くやっていくための考え方。
メールの返信率はこんなものなので、メールを送ってスルーされてもそんなに気にすることではありません。
同じように、メールが来ても返信しなくても良い。
こう考えると、行動を起こすハードルが下がった気がします。
好きなことをギブする
好きなことをギブするには、まず好きなことを見つける。
好きなことの見つけ方の1つは、優秀な起業家が持っている考え方で「エフェクチュエーション」というものです。
方法1.手の中の鳥を育てる
なりたいもの、憧れているものを直接目指すのではなく、自分がすでに持っている魅力に気付き、育てる。
魅力に気づくには、自分を端的に表すキャッチコピーを作るべき。
方法2.安全な道から外れる
絶対に安全な道ではなく、失敗してもリカバリーできるぐらいのリスクを取って行動する。
失敗の中から自分の強みを見つけられるかもしれないため重要なことです。
これからの時代を生き抜くのに必要な考え方
- 地図ではなくコンパスを持つ
- 教育ではなく学習
変化が大きい時代では、目的地に行くための方法や、目的地そのものが変化します。
そのため、目的地までの正確な地図ではなく、どの方向に進めばあなたが行きたい場所へたどり着けるか知るためのコンパスが役立ちます。
そして、コンパスを研ぎ澄ませるには教育ではなく学習が重要です。
なぜかと言うと、教育というのは目標が決まっている社会に適応するためのものだったからです。
目標が決まっていない時代では、自分で課題を作り出し解決する方法を見つける学習の方が役立ちます。
まとめ
最近は、「やりがい」とか「好きなことで生きる」などと言われています。
そんなときにこの本を読むことで、好きなことの探し方や使い方の1つの選択肢が知れます。
- 好きなことをギブする
- 好きなことを探すために「エフェクチュエーション」を使う
- ギブするために相手を知る
そのための方法がこの本から学べます。
他にも、情報の上流を探す方法。
それを応用して、有名になる店を見つける方法など、自力ではなかなか思いつけない手段が書かれているので、気になったら読んでみてください。
同じ著者の『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書』では30代以下のモチベーションについて解説されています。
人前でスピーチするときでも緊張しない方法を紹介!
この記事は
- 緊張しやすい人が、大勢の前で話す
- 試験などで上手く実力を発揮できないという悩み
なぜ緊張するのか知り緊張をコントロール
まず緊張の原因について知りましょう。
そうすることで、その原因1つ1つに対策を行うことができます。
緊張の内部的な原因は3つ、
のどれかです。
そして、交感神経を抑えるには副交感神経を優位にする必要があります。
これら3つを調整できるようになるとうまく緊張をコントロールできるようになります。
人前で話すときでも緊張しない方法
ここではセロトニン、ノルアドレナリン、副交感神経を優位にする具体的な方法を箇条書きで紹介していきます。緊張してしまう直前やその日の朝に取り組むことで効果があります。なぜ効果があるのか、もっと詳しい説明が見たい場合は次以降の章も参考にしてください。
セロトニンの活性化
- 朝起きてすぐにカーテンを開ける
- ウォーキング、スクワットなどのリズム運動
- 意識して咀嚼する
- 姿勢を正す
ノルアドレナリンの抑制
- ポジティブな自己評価
- マインドフルネス
副交感神経を優位にする
- 深呼吸
- 首回し運動
- 睡眠トレーニング
プレゼンテーションなど人前で話すとき他に準備しておきたいことを知りたい方。
セロトニンを活性化してリラックス
セロトニンにはリラックスする効果と脳内物質のコントロールをする役割があります。
どういうことかというと、セロトニンが十分に出ているときは心が安らぎ癒されるようになります。
そのため、セロトニンを活性化する1つの方法になるのです。
セロトニンを活性化する方法
上でも述べましたが、セロトニンを活性化する方法は3つあります。
- 朝日を浴びる
- リズム運動
- 咀嚼
- 姿勢を伸ばす
です。
朝日を浴びる
朝日を浴びるはそのままです。
まず朝起きたらすぐにカーテンを開けて朝日を浴びてください。これでセロトニンが活性化する準備ができます。
リズム運動
次にリズム運動です。
リズム運動とは何かというと、ウォーキング、ランニング、ラジオ体操、スクワットなどがそうです。
私は朝から外に出てウォーキングなどを行うのは難しいのでインターバルトレーニングを行っています。
インターバルトレーニングというのは短時間で心拍数を高めてその後下げることを繰り返すトレーニングです。
に書かれている方法で、短期間で運動能力を高めることができます。
私はこれを改変してスクワットと腕立て伏せを25秒ずつ、その後10秒休憩の1周1分を5周行っています。
もちろんこれ以外のリズム運動でもOKです。
30回噛む
朝ごはんを食べるときにしっかり噛む。
これは簡単なようで意外と難しいです。パンや牛乳+シリアルでは柔らかくあまり噛まないため和食が良いと
では書かれています。
食事中ずっと噛むことを意識し続けるのは難しいので、私はその食事の中で最も好きなものを食べるときだけ咀嚼を意識しています。
不安を減らす
姿勢を伸ばすというシンプルな方法でもセロトニンを活性化できます。
これは緊張したその時に使えるので、人前で話す前などにも役立ちます。
ニュージーランド、オークランド大学、ブロードベント博士らの研究では、姿勢を正してスピーチするだけで、不安や恐怖が減り、上手にスピーチができるようになるということがわかりました。
姿勢を伸ばしましょう!!
このような習慣を身につけるのにかかる時間について書いた記事です。
ノルアドレナリンを抑制して過緊張を抑える
ノルアドレナリンは、扁桃体によって出すか出さないか制御されています。
つまり、緊張しやすい人は、感情を司る扁桃体が暴走しやすい人です。
言語情報(理性)が入ってくると扁桃体の活動は沈静化されます。
50点を取ったら半分もわかった!!
過去の経験から失敗確率が高いと扁桃体が認識するとノルアドレナリンが分泌されます。
人前で話したあと、試験後などにネガティブな評価をする癖がついていると失敗と学習してしまう。
その結果扁桃体がノルアドレナリンを分泌して緊張してしまいます。
そのため、終わったあとはまず、ポジティブな評価をすることが大事です。
例えば、「テストで50点を取ったら半分もわかった!!」と考えるイメージです。
これでだいぶ楽になります。
マインドフルネス
扁桃体の暴走を抑えるには、google などでも行われているマインドフルネスが有効です。これにより、扁桃体の働きを抑えて緊張をコントロールできます。
マインドフルネスとは、未来のことや、過去に起こったこと、いま取り組んでいる課題については考えず、その時の呼吸、体の感覚にのみ意識を向けます。
マインドフルネスやそれを実現する瞑想の効果は散々言われているほど効果が明らかです。
にも書かれていますが、瞑想にはメタボ、血圧、脳や身体機能を向上させるといった効果があります。
投薬よりも瞑想のほうが効果が高いことがあるとも言われるぐらいです。
瞑想の手順
マインドフルネスを実現する方法の1つに瞑想があります。
ここでは瞑想の手順を紹介します。
これはあくまで1例なので、自分にあった方法でも問題ありません。
- リラックスできる場所に座る
- 目をつぶる
- 鼻で息を3秒吸って、3秒止めて、3秒で吐く
- 腹式呼吸を意識する
- なにか他のことを考えてしまったら、何を考えたか認識してその後手放す
副交感神経を優位にする
交感神経と副交感神経には、アクセルとブレーキの関係があります。
緊張しているときは交感神経が優位になっているので、副交感神経を優位にすることで緊張を和らげることができます。
いつでもできる深呼吸
緊張をコントロールする一つの方法は深呼吸。
副交感神経は息を吐いているときに活発になり、逆に交感神経は息を吸っているときに活発になります。
そのためただ深呼吸をするのでは無く、息をできるだけ長く吐くようにして下さい。
4秒吸って8秒吐く、1分間に5〜7回が目安です。
この深呼吸にも練習が必要で、特に精神的に負荷がかかっている時にするのが良いです。例えば、人前で話すとき、試験直前など心拍数が上がったり、頭が真っ白になったりしているときにするのが良いでしょう。
首回し運動
まさに緊張しているときに使える方法です。
緊張すると肩に力が入りすぎることがあります。
ここで筋肉の緊張をほぐせば副交感神経を優位にすることができます。
首回し運動や、肩を限界まですくめて、その後に一気に力を抜くという方法が役立ちます。
睡眠トレーニング
緊張してきてから出来ることではないですが、十分な睡眠を取ることも重要です。
なぜかと言うと、睡眠不足のときは交感神経が優位になっていることが多いため緊張しやすくなるためです。
寝不足のとき心拍数が上がった経験がある事があるかもしれません。
交感神経が優位になると心拍数が上がるためです。
このときは緊張しやすくなっているので、試験前やスピーチ前の徹夜は避けましょう。
うまく眠れない人は寝る前2時間のリラックスを意識してください。交感神経が副交感神経に切り替わり、深い睡眠に入りやすくなります。寝る前にスマホを見ない方が良いというのはこれが原因です。
スマホを見ないのが難しい人は、照明の色を電球色にして、少し暗くして下さい。これだけでもだいぶ違います。
緊張は味方と知るだけでパフォーマンスアップ
まとめ
緊張する原因はセロトニン不足、ノルアドレナリンの過剰分泌、交感神経が優位になっている、の3つです。
これらに対応するため、
- 試験やスピーチの前の晩は徹夜しないようにする
- 朝食ではしっかり噛む
- 緊張してきたら深呼吸
のように自分に使いやすいものを組み合わせて使ってください。
プレゼンの準備のコツ。準備をしておけば緊張しない!!
- プレゼンでどんな準備をしたら良いのかわからない
- プレゼンで緊張する
- 質疑応答で失敗したくない
この記事は
『いい緊張は能力を2倍にする』を参考にしています。
プレゼンテーションの準備のコツ
プレゼンテーションの準備ですることは、資料を改良したり、スライドを見やすくすることではありません。
相手に伝えたいことを説得力を持って説明する練習です。
そのために
- 予行演習
- 想定問答集の作成
を行います。
この2つによって、本番で堂々と緊張せずにプレゼンテーション出来ます。
いくら資料が良くても、声量の調整が出来ていなかったり、棒読みになっては説得力にかけるため予行演習、想定問答集の作成をすることが必要です。
これから1つずつ説明していきます。
予行演習が最重要
予行演習を行い成功体験を積むことで、本番で緊張せずに堂々とプレゼンテーションすることができます。
緊張を和らげるための行動が予行演習です。
緊張の原因と対策
緊張の1つの原因はノルアドレナリンです。
そして、ノルアドレナリンは、扁桃体によって出すか出さないか制御されています。
どういうときにノルアドレナリンが分泌されるかと言うと、過去の経験から失敗確率が高いと扁桃体が認識するときです。
扁桃体にノルアドレナリンを出させないようにするには成功体験をする必要があります。
成功体験をするために予行演習をしましょう。
本番さながらにプレゼンテーションをしてみましょう。
知り合いに聞いてもらうと、本番のような感覚で練習できるので効果が高まります。
そうして、本番で自身を持ってプレゼンテーションすることが出来るようになります。
質疑応答で評価が決まる
質疑応答はプレゼンテーションの最後にするのが基本なので、ここでしどろもどろになると、あまり上手いプレゼンでは無かったという印象を持たれる可能性があります。
事前準備ですること
ここでも事前準備が役立ちます。
プレゼンでは想定問答集を作っておき、それをそのまま読めば良いというぐらい準備しておきましょう。
10問で70%、30問で90%、100問で99%の質問をカバーできます。
30問作っておくと90%カバーできるのでここまでやっておけば良いでしょう。
想定問答集の作り方のコツは、引用元と数値を盛り込むことです。
「○の研究によると、△の確率は70%です。」のように言うと、相手がその研究について知らなければ何も言うことができません。
堂々として即答を心掛ける
質疑応答で心掛けることは、
- 堂々と答えること
- 即答すること
です。
で言われていることですが、質問に対してすぐに返答する人に対してカリスマ性を感じます。
また、おどおどしている人より堂々と話している人の言っていることのほうが
「この人の言っていることは正しいんじゃないか?」
と思われやすいです。
堂々と即答するようにしましょう。
何度も言っていますが、そのためには想定問答集を作ることが役立ちます。
緊張しないようにする方法
プレゼンテーションから質疑応答の中で緊張しないようにする方法も紹介します。
プレゼンテーションの最中は目的に集中
目的を明確にするというのはよく言われますが、緊張しない為にも重要なことです。
例えば、プレゼンするときの目的は、「間違えないでしゃべろう」とか、「上手にしゃべろう」とか、「かっこよくプレゼンしよう」ではありません。内容をわかりやすく説明することです。
本当の目的にフォーカスすることで、余計なことを考えられなくなり緊張しなくなります。
頭が真っ白になったときどうするか決めておく
どうにも出来ないのが最大のストレスであり、逆に言うなら、対処法があればストレスにはなりません。
そのため、自分が緊張する状況を想定して、その時に、何をするのか決めておいてください。
緊張しないためには予め準備をしておくことが重要です。
例えば、
- 大きく深呼吸する
- 聞いている人をゆっくりと見回す
- 続きは後で話しますと堂々と当たり前のように言う
- その間に原稿を確認
のように、何をするのか決めておきます。
緊張について詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください。
まとめ
プレゼンテーションで重要なのは事前準備にどれだけ力を入れたかです。
- 本番さながらの予行演習
- 想定問答集の作成
- 頭が真っ白になった時にすることを決めておく
ここまで準備しておけば本番で失敗することはないでしょう。
マーケティングにおけるデータ分析の手法
- 意思決定のために使える情報が多くなりすぎて、何を使えば良いのか分からない人
- これからマーケティングリサーチやデータ分析を始めたい人
- マーケティングリサーチの手順を知りたい人
ビックデータではなく、シンプルなデータをうまく活用することでデータ分析の基本を理解していきます。
以下の本を参考にしています。
マーケティングリサーチ成功の7つのステップ
マーケティングリサーチをするには、どのような手順で行うか決めておくと良いです。ここでは『マーケティングリサーチとデータ分析の基本』にある7つのステップを用います。
STEP1 順番の決定
STEP2 目的の設定
STEP3 調査企画の設計
STEP4 データ収集
STEP5 分析・解釈
STEP6 アウトプット作成
STEP7 アクション
手順は分析する対象の優先順位を決めることです。
影響が大きいものから先に分析するというシンプルなものです。
目的の設定には、その分析をすることで売上を上げたいとか、コストを下げたいといったものを設定します。
こうすることでアクションを見据えた分析が可能になります。
分析が目的にならないようにしましょう。
この中で特に注意すべきは
- 調査企画の設計
- リサーチ方法を決める
- 集めてきたデータの分析方法
です。
以下では1つずつ解説していきます。
調査企画の設計
目的を達成するために何をリサーチして、何をリサーチしないのかという範囲を設定するには3C、SWOT分析、STP分析、4C・4P分析を順に使っていきます。
3C分析の使い方
まず、3C分析では事業環境分析を自社、市場、競合の3つの視点から行います。
具体的にどう使うというと自社→市場・顧客→競合の順で分析していきます。
- 自社の持つ経営資源を確認して強み弱み(SWOT分析)を分析
- 自社の力が分かったところで、その強みを活かして戦える市場を決定
- さらに、その市場での競合をSWOT分析も用いて自社と比較
- そうして、本当に競合とその市場で戦えるか考える
このように自社の分析をするときに合わせてSWOT分析を使うことで、それぞれの強み弱みを比較するとことができ強力です。
戦う場所を決める
次にSTP分析をします。
STP分析では
- 市場を細分化して
- ターゲットを抽出し(想定顧客を決定)
- 競合との差別化
することを考えます。
ライバルが少ない場所を探してそこで戦うようにします。
この分析の目的は、対象を絞って勝率を高めることです。
現在の多様化した価値観では広い範囲を対象としてもマーケティングの効果が出にくいため想定顧客を絞る必要があります。
つまり、マスマーケティングではなく、スモールマスマーケティングを意識することになります。
という本に事例などが詳しく書かれているので、これからの市場がどうなっていくのか気になる方は読んでみてください。
最後に4C・4Pを用います。
これはそれぞれ、顧客と企業の視点から見たマーケティングの構成要素を考えるフレームワークです。
- 顧客にとっての価値=製品
- 顧客にとってのコスト=価格
- 顧客の関わり=プロモーション
- 利便性=流通
この4つの観点から有利に戦える場所を探すことが目的です。
ここまで分析すると競合と戦う場所、戦っている場所がはっきりするので、リサーチする範囲も自然と絞られます。
インサイトという潜在的な顧客のニーズを探すことで課題を発見することもできます。
リサーチ方法を決める
リサーチ範囲が決まったら、次にどうやって情報を得るのか考えていきます。
リサーチ方法で特に役立つものはデスクリサーチとインターネットリサーチ、インタビューの3つです。
まずデスクリサーチを行った上でより深く情報が必要な場合、インターネットリサーチやインタビューを行います。
インターネットリサーチは数値などの定量データを集めるために使い、インタビューはアイデアや考えなどの定性データを集めるために使います。
デスクリサーチ
デスクリサーチとはネット、新聞などを活用してデータを集める方法です。
最もシンプルで手軽にできますが、情報の信頼度に注意を払い用いる必要があります。
5W1Hを用いることで、その情報が信頼できるのか確かめることができます。
- What→知りたい情報はなにか?
- Whom→誰が対象となった情報か?
- Why→なぜその情報がそのサイトに書かれているか
- where→どこの情報か?
- When→いつの情報か?
- How→どのように集められた情報か?
極端な例をいうと、統計情報が載っているサイトを見ていて、転職した人の平均収入をしりたいとします。
この場合、平均収入の元となっているデータがアメリカ人のものであったり、1950年代のものでは不適切です。
そのため、5W1Hを用いて自分が求めている情報か確認してください。
他にも口コミは利用者の心の動きを確認するのに役立ちます。
しかし、口コミは極端な評価も多いので平均評価ではなく書かれている内容を確認してください。
また、2,3件の口コミではなく30件ぐらいの口コミを確認することで、特定の意見が全体の意見であると錯覚しないで済むようになります。
インターネットリサーチ
インターネットリサーチは予め回答者数と質問の内容を考えて行います。そのため、アクションに繋がる質問をもれなく作る必要があります。
ただし、回答者に誤解を生まないように注釈などを書きすぎると脱落率が上がってしまい、忍耐強い人だけが回答するというバイアスが発生してしまいます。
そのため、質問はシンプルにする必要があります。
無料のインターネットリサーチサービスがあるので、ここで試して練習してみるのも良いかもしれません。
Questant
ミルトーク
インタビュー
インタビュー調査は定性調査であり、数値データではなくアイデアや仮説の発見をしたいときに用います。
インタビューにおいて重要なのは、簡単な質問から複雑な質問にするなど、相手が答えやすいように順番を決めておくことです。
一貫性の法則を利用します。
はじめに簡単な質問に答えてもらって、相手に質問に答えるという一貫性をもってもらいます。そうすると、その後の複雑な質問などに答えてもらいやすくなります。
また、インタビューを行う段階では、インタビューする対象者や製品・商品などの知識や、相手に気持ちよく話してもらうためのコミュニケーション能力が必要です。
インタビューを行う最中に、必要な情報を得るための適切な質問をするには、製品・商品に対する知識、何を知れば行動に繋げられるのかといった知識が必要です。
また、インタビューは人との対話なので相手が話したくなるようなコミュニケーション能力が必要です。
コミュ障でも5分で増やせる超人脈術などを参考にしてください。
このようにしてデータを集めたら次は分析してアクションにできるようにします。
集めたデータを分析する
まず、分析することで何をしたいのかという目的を設定します。
目的がないと分析すること自体が目的化して意味のある分析ができないためです。
比較する
分析において最も重要なことは比較することです。
例えばテレビを買いたいときに1つのテレビだけを詳しく調べてもその商品が良いものかどうかわかりません。
マーケティングにおいても比較対象を設定して集めてきたデータを元に最も目的に合っている選択肢を選びます。
比較対象となるのは競合会社やその製品などの市場におけるライバルとなるものや各種指標、同じ製品の去年のデータなどの時系列データ、シェアなどです。
何と何を比較するか決めるとシンプルに分析することができます。
比較対象を決めたらそれを棒グラフ、折れ線グラフ、クロス集計表などにまとめて事実を確認しやすくします。
棒グラフは売上などの量を比較したいとき、折れ線グラフは時系列で比較したいとき、クロス集計表は会社別、年代別などの項目間の比較をしたいときに使います。
すばる舎(2018/4/8) マーケティングリサーチとデータ分析の基本 中野 崇より引用
得たグラフを見て、まずは事実を確認します。20代はインターネットで情報収集することが最も多いというのが事実です。
さらに、この事実を解釈して気づきを得て、目的に合う行動を考えていきます。
例えば、20代向けの製品の売上を伸ばすにはインターネット広告を使うのが効果が高いのではないか、などです。
このようにグラフにまとめて、比較を意識することで、シンプルに分析をすることができます。
まとめ
リサーチするべき範囲を定めるために、フレームワークを使い、求める情報に応じてリサーチ手法を使い分け、最後に比較を用いてデータを分析します。
このようなシンプルな手段を使うことで、多くの情報に流されることなく必要なアクションを取ることが出来るようになります。
メタ認知能力を高めて経験を役立てる方法
この記事では起こった出来事をそのまま流すのではなく、自身や周囲の成長に役立てたい人や、現在のやり方で行き詰まっていると感じている人に役立ちます。
具体的にすることは内省(リフレクション)です。
内省というとネガティブな印象もありますが、ここではポジティブな方向に役立てる方法を紹介します。
『リフレクション(REFLECTION) 自分とチームの成長を加速させる内省の技術』を参考にして書いています。
メタ認知能力を高めてリフレクションする
リフレクションは質を高めるために『認知の4点セット』というフレームワークを活用してメタ認知力を高めます。
『認知の4点セット』は以下の4つで成り立っています。
- 意見
- 経験
- 感情
- 価値観
認知を4つに切り分けて考えることで、無数の経験がどのように解釈されて自分の意見が形成されたか分かるようになります。
つまり、表面的な意見の背景にある経験、それに紐づけられた感情を知ることができます。
さらに、どのような価値観によってその意見や感情が生み出されているのか気付きを得ることができます。
実際にどうこのフレームワークが活用されるのか見ていきましょう。
意見には、「考え」「学び」「思ったこと」を書きます。
例えば「大学で講義を受けるよりも本を読む方が早く学習できる」などです。
次に、経験の欄にはそう考えるようになった背景を書きます。
「大学のオンライン授業は内容が極端に薄かったり、逆に課題が多すぎたりで成長に繋がらない部分が多い」といった感じです。
次に感情です。
この経験に対してどう感じたか考えましょう。
イライラ、面倒などシンプルで良いです。感情に意見が混じらないようにしましょう。
最後に、感情の原因となった価値観はなにか考えましょう。
「判断に用いた基準や尺度」「ものの見方」などが価値観になります。自分の価値観を肯定するものならポジティブな感情が生まれ、否定するものならネガティブな感情が生まれます。
例えば「成長、効率化」などです。
こんな時に役立つ
認知の4点セットを活用できる場面はいくつかありますが、ここでは
- モチベーションの源を探る
- 現在のやり方で行き詰まったとき
の2つを紹介していきます。
モチベーションの源を探る
日常の場面でやりがいを感じたとき、ポジティブ・ネガティブな感情が湧いたときにリフレクションします。
「嬉しい」などのポジティブな感情のときは自分の価値観が肯定されていて、「悲しい」などのネガティブな感情のときは否定されています。言い換えると、感情は私達自身の期待値・予測値からの差分です。
例えば、電車が遅れてイライラするのは、電車は時間どおり来るはずという期待が裏切られたからです。詳しくは以下の本で紹介されています。
BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは
この事を意識して認知の4点セットをつかってみてください。
他にも心理的な抵抗は大きいですが、腹が立ったとき・ネガティブな感情が生まれたときの方が自分の価値観は発見しやすいです。
「なぜ私は不快に感じているのか?」とリフレクションしてみてください。
こうすることで、失敗やストレスを学びに変えることができます。
30代以下の乾けない世代のモチベーションについての記事はこちら。
現在のやり方で行き詰まったとき
今までのやり方でうまく行かないとき、経験をリフレクションすると良いです。
この方法の目的は、経験から何を学んだか明らかにして、その経験を未来にどう役立てるか計画することです。
経験のリフレクション
- どういう計画でその経験をしたのか、どんな結果を求めていたのか考える。
- 実際に得た結果と予想を比較する。
- その経験はどんなものだったか。良かった所、悪かったところはなにか?
- うまく行っていたら、その理由はなにか。失敗したら、どの行動を変えたらうまく行っていたか考える。
- このリフレクションで明らかになったことは何か?
- 次にどう役立てるか。
- まだ明らかになっていない部分はあるか?
この手順を行うことで、経験から普遍的な法則を見つけ出します。さらに、継続的にこのリフレクションを行うことでこの法則を改善していきます。
他の手段としてアンラーンというものがあります。
環境の大きな変化により今までの方法がうまく行かないときなどに役立ちます。
アンラーンとは過去の成功体験を手放すことです。
アンラーンのためのリフレクション
- 過去の成功体験のリフレクション
- 感情レベルでの理解を深める
- アンラーンしたらどうなるか
- アンラーンする
過去の成功体験は今まで役に立ったと認めた上で、価値観(ものの見方)だけを手放します。
例えば、定年まで1つの会社で働くという価値観を手放し、転職することが前提のような新たな価値観を受け入れるといったものです。
人を育てるには褒め過ぎるぐらい褒める
人を指導するときには、まだ出来ていないことを指摘することが多いと思います。
しかしそれでは、相手はいつもネガティブな事を言われると思ってしまいモチベーションが下がります。
そのためフィードバックするときは褒めることも必要です。
理想的なフィードバックの比率
マーシャル・ロサダ博士が生み出したことで知られる心理学の法則(通称ロサダの法則)では、ポジティブな評価3に対してネガティブな評価1が理想と言われています。
褒めるときは結果ではなく、プロセスや相手の人柄・他人との比較ではない絶対評価で褒めましょう。
詳しく知りたい方はこちらの本を参考にしてください。
「なるほど!」とわかる マンガはじめての他人の心理学 [マンガ心理学シリーズ]
褒めることは単に相手のモチベーションを高めるだけではありません。
その人にとって得意なことというのは当たり前にできることなので、かえって自分では気付きづらいのです。
そのため、周りの人が褒めることで得意なことに気付くきっかけを与えることができます。
ネガティブな事をフィードバックする
ネガティブな事をフィードバックするには注意することがあります。
特に重要なのは感情を持ち込まないこと、行動の結果がどうなったかも伝えることです。
相手が予め決めていた期限に遅れたときのことを考えます。
まず、自分の感情をリフレクションしましょう。
これは上に書かれているリフレクションの仕方と同じです。
ただし、自分の感情の源を確認することが1番の目的です。
次に実際にフィードバックします。
- 相手がした行動
- どんな結果になったか
- 理想的な行動
の3ステップです。
例えば期限が12/24だったとして、実際には12/26までかかったとします。
- 期限より2日遅れたことを伝える
- それによる結果、例えば周囲が残業しなければならなくなったという
- 期限を守る、先に無理なら無理と言っておくなどの理想的な行動を伝える
のようになります。
まとめ
リフレクションの質を高めるためには『認知の4点セット』を用いてメタ認知能力を鍛える必要があります。
そうすることで、この記事で書かれたことだけでなくそれ以外にも応用して自身や周囲の成長に役立てることができます。